コラム 学歴による配偶者選択の組合せ
女性が高学歴化する中で、女性は少なくとも自分と同等か、それ以上の学歴の男性と結婚したいとする同類婚・上方婚志向があることが指摘されている。国立社会保障・人口問題研究所「第11回出生動向基本調査」(1997年)によると、男性女性いずれの学歴においても同じ学歴の相手と結婚する「同類婚」が多いという傾向がはっきり現れている(表)。上方婚についても、例えば、女性が高校、専修学校、短大・高専を卒業した場合には、短大・高専卒の男性と結婚するのと同程度に大学・大学院卒の男性と結婚することが多く、女性の上方婚の傾向が出ている。また、女性が大学・大学院の学歴を持つ場合にも、大学・大学院卒以外の男性と結婚することはあまりないことから、女性の同類婚・上方婚志向の傾向が強いものと考えられる。
表 女性は同じかそれ以上の学歴の相手と結婚する人が多い
女性の大学進学率(短大などは除く。)は、文部科学省「学校基本調査」によれば、2002年は33.8%となっており、90年(15.2%)に比べ約2倍になっている。このように高学歴の女性が増えている現状をみると、こうした女性にとっては、結婚における学歴のミスマッチが生じることが予想される。