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 デフレ下で変わる若年の家庭生活 

親同居未婚者の家事は男女とも親まかせ

 食・住などの基礎的生活コストについては、大半の親同居未婚者が親から援助を受けているが、家事についてはどうなっているだろうか。親同居未婚者の家事の実施状況をみると、「家事を半分以上している」人は1割に満たず、9割は「家事は家族まかせ」で、男女とも割合に差はない(第3−2−10図、付表3−2−9)。大半の親同居未婚者は、男女ともに家事負担を免れて生活しているようだ。

 
第3−2−10図 親同居未婚者の9割は家事を親に依存している



 なお、「家事を半分以上している」と回答した人の割合は、親非同居の未婚者では74.2%と男女ともに高い(男性78.1%、女性68.1%)。しかし、既婚者の場合には、親同居者は男性8.6%、女性78.5%、親非同居は男性17.1%、女性97.5%と男性の家事負担が非常に低い。このことから、結婚と家事について次のことがいえよう。まず、男性の場合では、親同居未婚者は、結婚前は親が家事を行い結婚後は妻が行うため、結婚しても家事を負担する人が親から妻に代わるだけで本人の負担はいずれも小さい。親非同居未婚者は、結婚前は自分で家事をしているが結婚後は妻が行うため、家事の負担が軽減される。逆に女性の場合では、親同居未婚者は、結婚前は親が家事を行うが、結婚後は自分で家事をすることになるため、結婚によって家事の負担が高まる。親非同居未婚者は、結婚前も家事を行っているため、結婚後も家事負担はあまり高まらない。すなわち、親と同居している未婚女性は、結婚によって家事負担が高まることになるので、家事負担の面からも結婚に対するインセンティブが弱いといえよう。

 


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