先日、テレビの婚活特集を見ていて、とても印象に残った女性がいました。
29歳で、結婚相手に希望する年収は「5,000万円」。
今回は、この希望が高望みなのかどうかを論じたいわけではありません。
結婚相手に何を求めるかは、その方の自由です。
ただ、婚活カウンセラーとして気になったのは、
「年収5,000万円とは、実際どのくらいの世界なのだろう?」
ということです。
一般的な会社員の平均年収と比べると、5,000万円は桁違いの水準です。
単純計算すれば月収400万円以上。
もちろん税金や社会保険料がありますから、そのまま使えるわけではありません。
それでも、住居や旅行、外食、教育、趣味など、一般的な家庭よりかなり選択肢の広い生活ができる可能性があります。
ただし、年収5,000万円だから毎日が優雅とは限りません。
それだけの収入を得る方であれば、経営者や医師、専門職など、仕事に多くの時間を使っている可能性もあります。
収入の高さと、家庭に使える時間の多さは別問題です。
ここが婚活では重要です。
年収5,000万円の男性が存在するかどうかで言えば、もちろん存在します。
問題は、
「その男性が結婚相手として自分を希望するかどうか」
です。
婚活は、自分が希望条件を設定すれば、その人と結婚できる仕組みではありません。
年収5,000万円の男性にも、
年齢、容姿、仕事、価値観、ライフスタイルなど、当然ながら結婚相手への希望があります。
つまり、
「年収5,000万円の男性を探す」
だけではなく、
「年収5,000万円の男性から、自分は結婚相手として選ばれるのか」
まで考える必要があります。
私は、希望条件を持つこと自体は悪いことだとは思いません。
5,000万円を希望するなら、それも一つの婚活です。
ただし、その条件を優先することで対象となる人数が非常に少なくなり、婚活が長期化する可能性も受け入れる必要があります。
それでも5,000万円を譲れないのか。
3,000万円ならどうなのか。
1,500万円では望む結婚生活はできないのか。
ここまで考えて初めて、「5,000万円」という数字が本当に必要な条件なのかが見えてきます。
婚活で大切なのは、理想を否定することではありません。
その理想を叶えるために、どれくらいの現実性があるのかを知った上で選択すること。
それが、後悔しない婚活につながるのではないでしょうか。
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