婚活をしていると、
「価値観の合う人と結婚したいです。」
というお話をよく耳にします。
結婚相手を選ぶうえで、価値観が合うことは確かに大切です。
ですが、皆さんが考える「価値観が合う人」とは、どのような人でしょうか?
金銭感覚が同じ。
休日の過ごし方が似ている。
食べ物の好みが合う。
物事に対する考え方が近い。
もちろん、共通点が多ければ一緒にいて楽しいと感じることもあるでしょう。
しかし、どれだけ相性が良い二人でも、すべての考え方が一致するわけではありません。
大切なのは、何もかも同じであることではなく、違いがあった時にどう向き合えるかということです。
育ってきた家庭環境や、これまでの経験が違えば、考え方が異なるのは自然なことです。
例えば、
休日は家でゆっくり過ごしたい人もいれば、外出して楽しみたい人もいます。
お金は将来のために貯めておきたい人もいれば、今しかできない経験に使いたい人もいます。
連絡は毎日取りたい人もいれば、必要な時に連絡できれば十分という人もいます。
こうした違いがあると、
「価値観が合わないのかな?」
と不安になることもあるでしょう。
ですが、考え方が違うことと、相性が悪いことは必ずしも同じではありません。
違いがあっても、お互いに納得できる形を見つけられるのであれば、良い関係を築いていくことはできます。
プレ交際中のご相談でも、
「食事の好みが少し違いました。」
「休日の過ごし方が合わない気がします。」
「LINEの頻度が自分とは違います。」
といったお話をいただくことがあります。
もちろん、気になることを無理に我慢する必要はありません。
ただ、一つ違うところが見つかっただけで、
「この人とは価値観が合わない。」
と判断してしまうのは、少しもったいないかもしれません。
例えば、休日の過ごし方が違っていても、
月に何度かは一緒に出かけて、あとはそれぞれ好きな時間を楽しむ。
そんな過ごし方もできます。
最初から自分と同じ考え方の人を探すだけではなく、二人にとって心地良い形を考えられるかどうかも大切です。
結婚生活では、さまざまな場面で意見が分かれることがあります。
住む場所。
生活費の分担。
家事の進め方。
親との付き合い方。
子どもについての考え方。
こうした大切なことまで、最初からすべて一致しているとは限りません。
その時に、
「自分はこう思うから、こうしてほしい。」
と一方的に考えるのか。
それとも、
「あなたはどう考えている?」
と相手の気持ちを聞けるのか。
この違いは大きいと思います。
意見が違った時に、相手の考えを否定せず、きちんと話し合える。
お互いに歩み寄ろうとする姿勢がある。
結婚生活では、そうした関係性がとても大切になってきます。
ここで気をつけたいのは、
「価値観が違っても受け入れましょう。」
ということが、何でも我慢するという意味ではないことです。
例えば、
自分ばかりが相手に合わせている。
意見を伝えても聞いてもらえない。
話し合おうとしても避けられてしまう。
このような状態では、結婚後も負担が大きくなってしまうかもしれません。
歩み寄りは、どちらか一方だけがするものではありません。
お互いが相手を尊重してこそ、成り立つものです。
自分の希望も大切にしながら、相手の考えにも耳を傾ける。
そのバランスを大切にしたいですね。
すべての価値観を合わせる必要はありませんが、結婚生活に大きく関わる部分については、しっかり確認しておくことも必要です。
例えば、
お金の使い方や借金に対する考え方。
結婚後の働き方。
子どもを希望するかどうか。
家族との関わり方。
将来どのような生活を送りたいのか。
こうした部分は、簡単に折り合いをつけられないこともあります。
大切なのは、
「違っていても問題ないこと」と、
「自分にとって譲れないこと」を整理しておくことです。
すべてを同じにしようとするのではなく、本当に大切な部分を見極めることが、結婚相手選びでは必要になります。
もう一つ考えていただきたいのが、価値観はずっと同じとは限らないということです。
仕事が変わる。
子どもが生まれる。
親の介護が必要になる。
年齢を重ねて生活スタイルが変わる。
こうした経験によって、考え方が変わることもあります。
結婚前は同じ考えだったとしても、何年か経てば違ってくるかもしれません。
だからこそ、
今の価値観がどれだけ一致しているかだけではなく、
これから変化があった時にも、お互いに話し合っていけるかどうか。
その部分も大切にしてほしいと思います。
婚活では「価値観が合う人」を希望される方が多くいらっしゃいます。
ですが、価値観が合うということは、何もかも同じ考え方であるということではありません。
どれだけ仲の良い夫婦でも、意見が違うことはあります。
大切なのは、その違いをどう受け止めるかです。
自分とは違う考え方を知ろうとする。
相手の意見にも耳を傾ける。
必要なことはきちんと話し合う。
そして、お互いが納得できる形を見つけていく。
そんな関係を築けることが、本当の意味での相性の良さにつながるのではないでしょうか。
婚活中に少し価値観の違いを感じた時は、
「この人とは合わない。」
とすぐに結論を出すのではなく、
「この違いについて、二人で話し合えるだろうか?」
という視点でも考えてみてください。
結婚相手は、自分とまったく同じ人を探すのではなく、違いがあっても一緒に歩んでいける人を見つけることが大切です。
マリッヂサポート 栗須
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